CAD技術

お客様から支給された3Dデータ・2D図面からCADにて型データを作成。金型と変わらないパーティングライン・抜き勾配でマシニング加工にて木型を製作します。
樹脂を使用して木型を製作しておりますので、変更箇所の修正も容易です。

解析技術

高品質な砂型アルミニウム製品を製作するためには最適な鋳造方案を検討しなければなりません。従来、過去の実績・経験や勘などに頼っていた鋳造方案を鋳造解析シミュレーションソフト「MAGMA」を使用し、溶湯金属の砂型への流動・凝固過程をシミュレーション。湯流れに伴う欠陥や凝固時の引け巣などの鋳造欠陥を予測し、鋳造方案作成に反映させております。

木型（ハンド）技術

弊社の出発点は木型製作であり、木型の枠や鋳造方案部などの製作は手作業で行っております。また、簡単な設計変更による木型修正もこのハンド技術で行っており、まだまだ職人技が生かされ、次の世代の若者たちにも技術が継承されています。

寸法検査技術

木型が完成したからと言って、作業が完了した訳ではありません。まず木型から砂型を作り、試作鋳造した製品の寸法検査を行います。手作業によるケガキ（寸法検査）で図面通りの製品ができているかを確認します。また、三次元測定機（ミツトヨ）・非接触三次元測定機(FARO)にて3Dデータとの比較や寸法検査も可能です。